今回はインドネシアジャワ島中央部に位置するジョグジャカルタ、通称「ジョグジャ」の見どころをご紹介をします。
ジョグジャは古都として王宮文化を残す、インドネシア有数の観光地です。日本でいえば京都のような位置づけ。
そんなジョグジャにもシンガポールから週末だけで行くことができます。
ジョグジャカルタへの行き方
飛行機でのアクセス
飛行機でのアクセスが一般的です。以前は市内中心部から10kmのところに空港がありましたが、2019年に新空港が開港し、現在は市内中心部から50kmのところに位置しています。
国際線はシンガポールとクアラルンプールからの直行便があります。
国内線はジャカルタ、デンパサール(バリ)を中心にインドネシア国内を結んでいます。
(写真は旧空港で撮影したものです)
鉄道でのアクセス
ジャカルタから特急タクサカ号でジョグジャにアクセスすることができます。所要時間は7.5時間。朝出発夕方着の列車もありますし、時間を節約したい方は夜行列車もあります。
ジョグジャカルタの市内移動
マリオボロ地区に宿を取り、マリオボロ地区を拠点に移動するととても便利です。
トランスジョグジャ(市内バス)
できるだけ安く移動したい人はトランスジョグジャをうまく活用しましょう。冷房付きミニバスです。
乗り方も簡単。バス停で料金を先に払って、バスが来たら乗ります。
問題は本数があまり多くないこと、かなり混むこと、渋滞にハマれば移動に時間がかかることです。
ベチャ(自転車タクシー)
ベチャは自転車の前に客席を取り付けた乗り物です。市内どこでも見つけられます。風がとても気持ちいいです。
渋滞時は車の間をうまくすり抜けて、タクシーより早く移動できるかも。
乗車前に交渉が必要です。
タクシー
タクシーは一番高価ですが、効率的に移動できます。メーター付きタクシーもありますが、観光客相手だとメーターを使ってもらえないかもしれません。その場合は事前に交渉しましょう。
ジャカルタみたいに安心できるタクシー会社がないため、いいタクシー運転手と悪いタクシー運転手の見極めが難しいです。
ジョグジャカルタの見どころ
プランバナン遺跡
プランバナン遺跡は9世紀頃に建立されたジャワ・ヒンドゥー教を象徴する寺院です。建物はうっとりするくらい美しいです。
場所は市内中心部から約20kmのところにあります。トランスジョグジャの1Aと1Bでアクセスすることができます。もちろんタクシーでもアクセス可能です。
ボロブドゥール遺跡
ボロブドゥール遺跡は仏教遺跡です。美しさはもちろんのこと荘厳さも感じることができます。
場所は市内中心部から約40km。行き方は、市内北部のジョンボルバスターミナルをまず目指します。ジョンボルバスターミナルまではトランスジョグジャだと少し遠回りなので、ベチャがおすすめ。
ジョンボルバスターミナルからはバスに乗って、ボロブドゥールを目指します。乗り場はバスターミナルで聞きましょう。チケットはバス車内で支払います。
バスを降りたら、バイクタクシー(オジェック)の呼び込みが激しいですが、ボルブドゥール遺跡まで徒歩5分くらいのため歩きましょう。
もちろん、タクシーをチャーターして行くこともできますが、割高になってしまいます。
王宮(クラトン)
市内南部に位置しています。入り口は南北のふたつに分かれており、入場券も見れる範囲も違っています。
トランスジョグジャやベチャでアクセス可能です。
ジョグジャカルタ名物
ジョグジャを含めた中央ジャバはバティック(インドネシアの伝統衣装)の名産地。市内にはたくさんのバティックのショップがあります。
ジャカルタやバリで買うよりかなり安く手に入れることができます。
シンガポールから週末だけでジョグジャカルタを訪れる
シンガポールから土日だけでジョグジャを訪れることは可能です。一番便利なのが、シンガポールからの直行便。エアアジアインドネシアとスクート(シルクエアから路線移管)を使うとジョグジャ着が土曜のお昼すぎ、ジョグジャ発が日曜の夕方です。
もし滞在時間をできるだけ長くしたい場合、金曜終業後にジャカルタに飛んで空港付近で一泊。そして土曜の朝市の便でジョグジャに飛ぶと、土曜午前の早い時間にジョグジャ入りすることができます。
最後に:シンガポールから週末だけで行くジョグジャカルタ
ジョグジャカルタはシンガポールから気軽に行ける、東南アジア有数の観光地です。壮大な遺跡に圧倒されることでしょう。
ぜひシンガポールから土日で訪れてみてください。
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