ユーラシア大陸最南端、タンジュンピアイへシンガポールから自力で行く

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タンジュンピアイ

ユーラシア大陸はご存知ですよね。西はヨーロッパ、北はロシア、東は中国、そして南はマレー半島に続いています。そしてユーラシア大陸最南端の地はマレー半島、西側のタンジュンピアイです。ちなみに、シンガポールは島なのでユーラシア大陸ではありません。場所はちょうどこの辺です。

最南端の地と聞くと、なぜかロマンを感じますよね。そこで、今回はユーラシア大陸最南端の地、タンジュンピアイへシンガポールから自力で行く方法をご紹介します!

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タンジュンピアイへシンガポールから自力で行くルート

実は車ならシンガポールから簡単に行くことができます。でも冒険心溢れるあなたは公共交通機関を使ってなるべく安く、自力で行きたいですよね。

残念ながら公共交通機関だけで行くことはできませんが、路線バスとタクシーを乗り継いで行くことが可能です。もちろん、シンガポールから日帰りも可能です。ルートはこんな感じです。

タンジュンピアイ 行き方

ウッドランドチェックポイントを目指す!

まずはウッドランドチェックポイントを目指しましょう。ウッドランドチェックポイントへは、SBSトランジットの170番かSMRTの950番のバスで行けます。

シンガポール各地から発着している、エクスプレスバス(CWバスや、SJEバス)でもウッドランドチェックポイントへ行けますが、今回は自力で、できるだけ安く行くことが趣旨のため、割愛しています。

SBSトランジット170番 (170A、170Xも乗車可)

SBSトランジット170番バスは主に、以下の場所から乗車することができます。

  • Queens Street ターミナル(最寄駅:Bugis)
  • Bukit Panjang駅 (Downtown Line 青色)
  • Kranji駅 (North South Line 赤色)

おすすめはダウンタウンラインの終点、Bukit Panjang駅からの乗車です。理由は、Queens Streetから路線バスで、ウッドランドチェックポイントまで移動するとなるとかなり時間がかかります。かといって、ウッドランドチェックポイントに一番近いKranji駅からだと土日を中心に乗車待ちに長蛇の列ができるので、乗車までにかなりの時間がかかります。

Bukit Panjang駅からだと、乗車待ちの列はありませんし、かなりの確率で座ることができます。

SMRT950番

SMRT950番バスは主に、以下の場所から乗車することができます。

  • Woodland駅(North South Line 赤色)
  • Marsiling駅(North South Line 赤色)

SMRT950番バスはWoodland駅が始発です。この駅からの乗車を強くお勧めします。理由は、土日を中心にWoodland駅出発の時点で満員のため、Marsiling駅からは乗車できない可能性があります。

Woodland駅でも乗車待ちの列ができている可能性があるため、170番バスをBukit Panjang駅から乗車が一番のお勧めです。

ちなみに、黄色いCWバスや、SJEバスといったエクスプレスバスは使わない前提で話します。

シンガポール出国、マレーシア入国する

次に、シンガポール出国とマレーシア入国です。手順は少し面倒ですが、とても簡単です。

  1. ウッドランドチェックポイントでバスを降り、徒歩でシンガポール出国する。バスを降りる際、カードをタップすることを忘れずに。
  2. シンガポール出国後、再度バスに乗車する。今まで乗ってきたバス以外(170番、950番)も乗車可能。その際、あまりにもバスや、橋の上の道路が混んでいたら、徒歩で橋を渡ることもできます。橋の長さは約1kmです。
  3. 橋を渡ったらバスを降り、徒歩でマレーシア入国です。

土日はかなり混むことを覚悟してください。この出入国に2時間近く、かかったことがあります。

ラーキンバスターミナルを目指す!

ラーキン

マレーシア入国して無事、ジョホールバル到着です。次はジョホールバルのラーキンバスターミナルを目指します。

ラーキンバスターミナルは170番のバスで行けます。マレーシア入国後、階段を降りると引き続きバスに乗ることができます。マレーシア入国後もシンガポールのEZ-Linkカードも使用できます。

ポンティアンを目指す!

ポンティアン

ラーキンバスターミナルに到着したら、ポンティアンを目指します。96番のバスがポンティアン行きです。僕が行った時はA7番乗り場から出発でしたが、現地で確認することをお勧めします。チケットはバスの運転手から購入しましょう。

ククップを目指す!

ククップ

ポンティアンのバスターミナル(終点)に到着したら、次はククップを目指します。ククップ行きバスは黄色のバス。バスターミナル自体あまり大きくないので、乗り場はすぐわかります。

タンジュンピアイを目指す!

バスの終点、ククップに到着後はもう路線バスはありません。ここからはタクシーです。バスターミナルを出たところにタクシーがたくさん止まってるので、タンジュンピアイまでの往復分交渉しましょう。僕は往復RM40でした。

ここで必ず、往復分チャーターするようにしてください。タンジュンピアイにはタクシーが待機していません。呼べるかもわからないのでタンジュンピアイ到着後、待機してもらいましょう。

そしてユーラシア大陸最南端の地、タンジュンピアイに到着です。

ユーラシア大陸最南端にあるもの

タンジュンピアイ到着後、出迎えてくれるのはこの石碑です。ユーラシア大陸最南端の文字と書かれていますね!

タンジュンピアイ

公園内のマングローブの森の中に建てられた遊歩道を進み、本当のユーラシア大陸最南端を目指します。

タンジュンピアイ

そして、遠くにあるモニュメントのある場所が本当のユーラシア大陸最南端です。僕が来た時は、運悪く遊歩道の整備中なので、そこまで行くことができませんでした。

満潮時も海水が遊歩道を浸し、モニュメントまで到達できない可能性がありますので、干潮時を狙って訪れることをおすすめします。

タンジュンピアイ

ちなみにここまで、家を出て4時間かかりました。帰りも同じルートで帰ります。。。

最後に:ユーラシア大陸最南端、タンジュンピアイへシンガポールから自力で行く

あの雄大なユーラシア大陸の最南端の地に来た時、強い感動を覚えました。苦労して自力で来たことで、その感動も増幅したと思います。

少し冒険心を持って、ユーラシア大陸最南端の地に来てみませんか?

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