シンガポール就職して良かったこと

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シンガポール就職

僕はMBA留学前にシンガポールの日系企業、現地法人に現地採用として働きました。

20代のうちに海外で働きたいと思って、勢いでシンガポールへ飛び立つことに。葛藤はたくさんありましたが、この決断は良かったと思います。

この経験は僕の人生を豊かにしたと思います。今回はシンガポール就職の良かったことについて書きます。

 

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シンガポール就職して良かったこと1:ワークライフバランスが取れる!

シンガポールビーチ

日本で働いていた時より確実にワークライフバランスは取れていました。必要に応じて残業をしていましたが、定時で帰る必要がある日は定時で帰宅するなど、ある程度コントロールできました。終業後は習い事をしたり、友人と会ったり、すごく楽しめました。

有給もある程度、自由にとることができました。人数が少ないため、繁忙期を避けたり重ならない様に調整は必要ですが、有給を取ってはいけない雰囲気は皆無でした。さらに病欠(シンガポールではMCと呼ばれる)が有給とは別に取得できます。必ずクリニックに行って病気の証明書を貰わなければなりませんが、病気の際は有給を消化せず休むことができます。

この様にワークライフバランスが取れる理由は、シンガポール人は日本人のような働き方はしないためです。強要すれば人集めに苦労することになります。そのため程度の差はあるものの、シンガポール現地法人では日本のような働き方を強いられることはないでしょう。

唯一気に入らなかったのが、祝日が少なすぎることでした。日本は年間16日。お盆、年末年始の休暇を含めると20日以上休みがあると思います。シンガポールはたった11日だけです。

シンガポール就職して良かったこと2:東南アジア各地への旅行

メークロン

シンガポールは東南アジアのハブとなっています。東南アジア各地への便が非常に充実しています。しかもLCCもかなり発達していて、安く移動することができます。僕は月に2回以上旅行していました。シンガポールから週末を利用して旅行した場所は40ヶ所を超えます。

おすすめはバリ島。シンガポールから2時間半で行けます。金曜21時発のエアアジアに乗ってバリへ。土日をゆっくりバリで過ごし、日曜22:15発のジェットスターでシンガポールへ帰国。といったスケジュールで何度もバリに訪問しました。シンガポール着が1:10なので月曜日が寝不足になりますが、楽しむことも優先です。前もって購入すれば往復15,000円でバリ島を満喫できます。

さらに、祝日や有給を組み合わせて3連休が取れれば、移動範囲がかなり広がります。例えば、スリランカやバングラデッシュ、オーストラリアに行くことができます。

オーストラリアはたくさん訪問しました。パース、メルボルン、シドニーは3連休で。ダーウィンは3連休と半休を組み合わせて旅行しました。いずれの滞在も都市にとどまらずに、近隣の見所へドライブもできました。それが可能なのは夜行便を使った移動で時間を節約し、ジェットスターやスクートといったLCCを使って飛行機代を節約したからです。往復3万円から購入できました。

シンガポールチャンギ空港はストレスフリーです。空港はダウンタウンから車で20分の場所に位置しています。オンラインチェックインと自動出国ゲートを利用すれば、空港到着後すぐに搭乗口に到着できるので、バスに乗る感覚で飛行機に乗れます。僕は空港とダウンタウンの中間点に住んでいたため、飛行機出発の1時間15分前に家を出れば、余裕を持って飛行機に乗れました。他の国では味わえない便利さです。

また別記事で、シンガポールから週末で行ける旅行地について書いていきたいと思います。

シンガポール就職して良かったこと3:同年代の人とのルームシェア!

シンガポールアパート

シンガポールの住宅はとても高いです。そして単身者向けアパートはありません。なので、多くの人はルームシェアをしています。

僕は自分も入れて6人でルームシェアをしていました。3年間その場所に住みましたが、人の入れ替わりもあって様々な国の人とルームシェアを体験できました。インド人、ロシア人、マレーシア人、インドネシア人、フランス人、イギリス人、オーストラリア人、中国人などなど。家に帰って仕事の愚痴を話したりと、同年代の人との共同生活を楽しめました。

シンガポール就職して良かったこと4:税金が安い!

税金が安いので日本にいる時より手取り額が多くなると思います。シンガポールは所得税のみで地方税はありません。累進課税になっており、僕の給与レンジだと所得税は7%でした。

税金以外に引かれるものはありません。つまり保険は自己責任となります。僕の場合、会社の保険プログラムに加入できて、会社が保険料を負担してくれました。年金はシンガポールの年金システムに就労ビザの外国人は入れませんので、自己責任となります。

年収は日本にいた時より低かったですが、手取りは同じくらいだったと思います。それで自由が手に入るので、僕に取ってはプラスでした。

こちらもご参考ください↓

シンガポールの税金はこんなに安い!シンガポールの給料事情と日本と手取り額比較
シンガポールは世界で最も税金の低い国の一つです。ですが、どれだけ低いか具体的ににはわからないと思います。そこで、シンガポール就職の給料事情と、所得税について、さらに日本との手取り額の違いを比較しています。

最後に

シンガポール就職の良かった点は他にもたくさんあります。もちろんマイナス面もたくさんありました。何に価値を置くか、感じ方は人それぞれかと思います。

少なくとも、僕に取ってはシンガポール就職は正しい道でした。もし海外で自分を試してみたい人は、思い切って行動しましょう。

シンガポール就職の良くなかったことについてはこちらに書きました↓

シンガポール就職して良くなかったこと
僕は20代後半にシンガポールの日系企業、現地法人に現地採用として働きました。そんなシンガポール就職を振り返って、良くなかった点を5点書いています。1、キャリアアップが難しい。2、「今の生活をずっと続けてもいいのか」という不安。3、シンガポールビザ更新の不安。4、シンガポールの社会保障の不安。5、シンガポール生活に飽きる

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