世界中いろんな所を見てきた僕ですが、世界で唯一愛してやまない場所があります。
そこはアメリカモンタナ州グレーシャー国立公園です。
出会いは10年前。希望もしていないのに勝手に決められたモンタナへの交換留学。そこでなんとなく参加したグレーシャー国立公園へのトリップ。そこには想像をはるかに超える景色が広がっていました。
それ以来グレーシャーの雄大な自然のとりこになり、働き始めても2年に一回のペースで訪れています。それでも未だに美しさに感動してしまいます。
そんな僕の愛するグレーシャー国立公園についてご紹介したいと思います。
グレーシャー国立公園はどこにあるの?
アメリカモンタナ州の北西部に位置しています。ロッキー山脈が公園内南北に走っており、北側はカナダ国境を越えて国立公園が続いています。カナダ側の名称はウォータートン国立公園。
周りに大きな都市はありません。しいて言うならシアトルが一番近い大都市で、車で10時間かかります。
余談ですが、グレーシャー国立公園のあるモンタナ州は日本国土よりほんの少し広く、そんな広大な土地に富山県と同じくらいの人しか住んでいません。なので人が全然いません。
ニックネームは「Big Sky Country」。高い建物がなく、空が本当に広く感じられます。
そしてモンタナ州は消費税がかからないので、隠れ買い物天国です。
グレーシャー国立公園の何がすごいの?
氷河が創り出した地形、美しい湖、さらさら流れる川、野生動物、そして氷河。
どこを切り取っても美しい絶景が広がっています。とにかく景色が美しいです。
そんな自然の中、公園内の無数にあるトレイルを歩いたり、絶景の中をドライブしたり、ピクニックしたり、キャンプしたり、アクティビティを楽しんだり、やることはたくさんあります。公園内はとても広大で何日いても飽きることはありません。
その中でも公園内を横断する道路、Going-to-the-sun Road (通称GTTS)のドライブは最高です。まさに太陽へ続く道なんです。
目まぐるしく変わる景色、左右に広がる絶景、ここを走っている時は「人生っていいな」という気分になれます。
3時間かかりますがあっという間に時間が過ぎていきます。オススメは西側のレイクマクドナルドから東側のセントメアリーへ向かうルートです。
グレーシャー国立公園のトレイルについてはこちら↓
グレーシャー国立公園へはどうやって行くの?
最寄り空港はカリスペル。田舎の小さな空港ですが、夏期は全米各ハブ空港から便が出ています。そのため日本から乗り換え1回で到達可能。
カリスペル到着後はレンタカーで回るのが一般的です。空港からグレーシャー国立公園西側ゲートまで30分のドライブ。
他にもグレーシャー国立公園東側の街にアムトラック駅があります。なので鉄道を使ったアクセスも可能です。鉄道はシアトルやシカゴ、ミネアポリスから乗車できますが、乗車時間はかなり長めです。
鉄道駅のある街から公園内までは有料シャトルバスに乗り、公園内は無料シャトルで回ることになります。
ただこの方法はお勧めできません。時間帯によって公園内シャトルはものすごく並びます。そしてシャトルでは行ける場所も限られてきます。
なので僕は飛行機とレンタカーを組み合わせることをオススメします。
グレーシャー国立公園のアクセスについてはこちら↓
グレーシャー国立公園のベストシーズンは?
7月初旬から8月末がおすすめです。モンタナの夏は短い。
それより早いとGoing-to-the-sun Roadが開通していない可能性があります。
それより遅いとすでに寒くなっています。
Going-to-the-sun Road開通はだいたい6月末ですが、積雪量により遅くなることも早くなることも。除雪状況は公園ホームページで確認できますので、旅行計画時に確認されることをお勧めします。
グレーシャー国立公園を楽しむのに必要な日数は?
公園内はとても広大で見所は各所に広がっています。できれば3日以上、最低でも2日は滞在されることをお勧めします。とても広いので正直、1週間いても飽きません。
最後に
グレーシャー国立公園は気軽に訪問できる場所ではありません。夏の限られた時期しか行けませんし、公園内をまわるのにレンタカー が必要です。ですが目の前に広がる絶景は一生心に刻み込まれると思います。今年の夏はぜひ、グレーシャー国立公園に訪れてみてください。
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