今回はなぜ僕が今のアメリカ州立大学1年制MBAを選択したのか、どのような基準で選択したのか詳しく記したいと思います。
僕のMBAプログラム選択の優先順位
MBA留学すると決意したら大学の絞り込みです。他の人と同様、僕も白紙のキャンバスから自分の達成したいこと、価値観、年齢、金銭面などなどを考慮し、総合的に以下の判断基準を策定しました。
優先順位1
アメリカ。アメリカ内であれば場所は問わない。
優先順位2
1年制プログラム。
優先順位3
授業料をできるだけ安くすること。
優先順位4
中堅校。場合によっては下位校も視野に入れる。
優先順位1 アメリカのMBAプログラム
MBA留学先を選ぶ際一番優先したのは「アメリカ」MBAプログラムです。ただ最初から決めていたわけではなく、欧州プログラムにするかとても悩みました。
欧州プログラムの魅力は何と言っても学費の安さ。一概に言えないですが、感覚でアメリカの半額以下です。そして北欧の国はほぼ無料という噂も。(真偽は調べていませんが)
そのような欧州MBAの魅力がある中どうしてアメリカを選んだのか。それはMBAを志すそもそものきっかけが10年前のアメリカ交換留学だったからです。アメリカを発った2009年5月20日から自分の心のどこかには常にアメリカMBA留学がありました。
その代わりではないですが、アメリカ国内なら場所はこだわりませんでした。
もちろん希望はありました。できればボストンやシアトル といった雰囲気のいい街がいいな。田舎の自然が豊かな街もいいな。綺麗な川が市内に流れてる街がいいな。などなど。でもそれは留学先を選択する際、全く考慮に入れませんでした。
優先順位2 1年制のMBAプログラム
次に優先したのは1年制プログラムです。
一番の理由は年齢。MBA留学を準備していた当時は30歳なので2年制プログラムであれば、31歳で入学し卒業するころには33歳になってしまいます。この年齢になると1年の差はかなり大きいです。そのため1年制プログラムを探すことにしました。
副次的に1年制プログラムにすることにより、金銭面でのメリットがありました。加えてアメリカの1年制プログラムは数が限られていますので、狙う大学が絞られるというメリットもありました。
1年制MBAプログラムの探し方はこちら↓
優先順位3 授業料の安いMBAプログラム
アメリカMBA授業料は信じられないくらい高いです。もちろん投資ですからリターンも考慮しなければいけません。ですが年間1000万円は高すぎます。
それに現段階でそんな金額集められる自信もありませんでしたし、この投資に見合ったリターンが得られる自信もありませんでした。もちろん授業料の他、食費や居住費といった生活費、保険、教科書代がかかります。
自分の貯蓄額、借りられる奨学金の額などを考えた結果、かなり厳しいことがわかりました。授業料年間500万円ではアウト。年間400万円でギリギリなんとかなるかなというレベル。
授業料が安ければ安いほど生活に余裕が生まれるため、出来るだけ授業料の安い大学を選ぶことにしました。
アメリカMBA留学のお金に関してはこちら↓
優先順位4 中堅校のMBAプログラム
中堅校を狙った理由は2つあります。1つは時間的な制約。もう1つは授業料です。
まず僕がMBA留学への準備を開始したのが2018年2月頃。ですがその後仕事が忙しくなったりして、本格的に取り組み始めたのは2018年夏。その時点で10月から始まる第1ラウンドでの出願は時間的な制約から諦めることにしました。
そして12月から始まる第2ラウンドでの出願を目標として定めました。それでも今の自分の実力を考えると、トップ校を狙うには仕事以外の時間を全てMBA留学準備に費やさなければなりません。
ただ、そんな気はさらさらありませんでした。せっかくのシンガポール生活、後悔なく楽しみたかったです。
またトップ校を狙うのであればGMAT予備校に通ったり、アドバイザーを雇ったりと準備にかなりお金を使うことになります。限られた予算をここに使う気はありませんでした。
また中堅校を選択することにより、授業料を下げることが出来ました。アメリカ大学はレベルが上がるほど授業料が高くなります。つまりそこそこの大学を選べば、そこそこの授業料で済みます。プログラムの質と授業料のバランスが取れているのが中堅校でした。
加えて、もし中堅校に落ち続ければ下位校への出願も視野に入れていました。大学のレベルより今年MBA留学することを優先しました。
TOEFLやGMATに関してはこちら↓
MBAプログラムの選択へ
上記の優先順位を基に出願校を8校に絞り込みました。その中で優先順位の高い2校を第2ラウンドで出願し両校から合格通知を受けとれました。そして僕のMBA留学受験は終了です。
最終的に授業料のより安く、返還不要の奨学金がもらえる現在のMBAプログラムを選択しました。最終段階でも正直かなり悩みました。選択しなかったもう一校の方が、プログラム内容と大学レベルが格段に上でした。大学所在地も自然豊かな街で、綺麗な湖が大学の目の前に広がっていました。
ただ奨学金がもらえず、授業料も高めのため最初の優先順位を基に今の大学を選択しました。
最後に
MBA留学は一生に一度のことです。自分が路頭に迷うことなく自信をもって決断できるよう、自分の判断基準をもつことが重要です。
それでも迷います。迷った時はこの判断基準に立ち返りましょう。どんな選択も正解、不正解はありません。ですが自分の決断に後悔しないようたくさん考えてください。
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