シンガポール生活の楽しみといえば、週末の周辺国への旅行。土日では東南アジア内が限度かもしれませんが、3連休+半休あればオーストラリアのカカドゥ国立公園に行くことができます。
カカドゥ国立公園の玄関口、ダーウィン まで約4時間半。ダーウィンからカカドゥ国立公園までは2時間半のドライブ。少し遠く感じるかもしれませんが、3連休+半休あれば十分楽しめます。雄大な自然、アボリジニ文化を感じられる壁画などはシンガポールのすぐそこにあります。
ということで、今回は3連休でシンガポールから訪れるカカドゥ国立公園についてご紹介します。
3連休で楽しむカカドゥ国立公園の旅程
3連休でカカドゥ国立公園を楽しむコツは行き帰りのどちらかを夜行便を使うこと。そうすれば寝ている間に移動でき、時間を有効に使えます。
そして、できるだけ飛行機代を抑えたいですよね。幸いにも、ダーウィンへはLCCのジェットスターアジアが就航しています。
ジェットスターアジアの運行スケジュールは行きがシンガポール深夜発、ダーウィン早朝着。帰りがダーウィン早朝発、シンガポール朝着です。往復ともこのジェットスター便を使うとすると以下の旅程になります。
1日目:ダーウィン早朝着。午前にカカドゥ国立公園着。午後からカカドゥ国立公園を楽しむ。
2日目:終日カカドゥ国立公園を楽しむ。
3日目:カカドゥ国立公園を楽しむ。夕方ダーウィンに向けて出発。ダーウィン空港近くで宿泊。
4日目:早朝ダーウィン出発。シンガポール朝9時頃着。仮眠をとって、午後から出勤。
カカドゥ国立公園を楽しむのに、実質2日あります。
それでは詳しく見ていきましょう!
カカドゥ国立公園とは
カカドゥ国立公園はダーウィンの東、250kmのところに位置しています。
カカドゥ国立公園は四国と同じ大きさの敷地に湿地帯、マングローブ林が広がり、ワニや野鳥など水辺に野生動物が集まってきて豊かな生態系を育んできます。
それだけでなく、アボリジニの壁画が至る所に残っており、アボリジニのかつての生活の跡を感じることもできます。
このように、カカドゥ国立公園は自然と文化を両方楽しむことができる魅力的な場所であり、世界複合遺産に登録されております。
そんなカカドゥ国立公園を楽しむには、レンタカーを借りてドライブするのが一番。数々の絶景スポットに車を停めながらゆっくりとカカドゥ国立公園を楽しめます。
カカドゥ国立公園の宿泊
カカドゥ国立公園を訪れる際、ジャビルーで宿泊することをおすすめします。
ジャビルーはダーウィン から続くアーネムハイウェイ沿いに位置しており、ホテル、レストラン、ショッピングセンターなど一通り、なんでも揃う街です。
ジャビルーにはホテルは複数あるので予算に合わせて選ぶことができます。そして、美味しいレストランもあるのでカカドゥ国立公園への旅が一層思い出深いものになるでしょう。
それだけではなくビジターセンターもあるので、毎日最新情報を仕入れてから観光に出発できます。
カカドゥ国立公園の見どころ
それではカカドゥ国立公園の見どころをご紹介します。
ノーランジーロック
ノーランジーロックはジャビルーとクーインダを結ぶ、カカドゥハイウェイを東へ入ったところにある岩山です。ここでは、アボリジニの壁画が数多く見ることができます。
こちらはカンガルーの壁画です。一つ一つの壁画からストーリーが感じ取れます。昔のアボリジニーの方がどんな生活をして、どんな考えを持っているか感じ取ることができます。
壁画を楽しみながら岩山を進むと、見晴らし台に到達できます。そこからはカカドゥ国立公園のどこまでも続く地平線を感じ取ることができます。
ミライルックアウト
ミライルックアウトはローランジーロックからさほど離れていない場所にあります。ゆっくりと散策でき、ゴールの展望台からは、カカドゥ国立公園の雄大な景色を楽しめます。
ワラジャン アボリジナル カルチュラルセンター
ワラジャン アボリジナル カルチュラルセンターではカカドゥ地域に住むアボリジニの人々の文化や風習を学ぶことができます。
内部は撮影禁止です。そして、入場無料です。
イエローウォーター リバークルーズ
イエローウォーターリバークルーズはカカドゥ国立公園観光のメインとなるものです。湿原の中を流れる川を小さな船で冒険することができます。このよう狭い水路をボートを器用に操って進んでいきます。
出発点はクーインダロッジです。雨季と乾季で出発点が違うので、ご注意ください。
イエローウォーターリバーはワニの生息する川です。そのため、運が良ければ道中はワニに遭遇することができます。ワニ以外にも、水鳥を間近で観察できてとっても面白いクルーズです。
カカドゥ国立公園を訪れる時期
カカドゥ国立公園を訪れる時期は非常に重要です。雨季は雨が毎日のように降りますし、雨季直後だと晴天が続きますが、川が増水してこのように多くの道が閉鎖されます。
おすすめは5月〜10月。この時期は乾季で雨があまり降らず、気温も高く上がりません。そのために、快適に観光することができます。
最後に:シンガポールから3連休+半休で行くオーストラリア カカドゥ国立公園
シンガポールからダーウィン、そしてカカドゥ国立公園はかなり遠く思われますが、3連休+半休あれば観光できちゃいます。そして、LCCを使えば格安にカカドゥ国立公園を訪れることができます。
日本からダーウィンへは直行便が飛んでいないので、できればシンガポール滞在中に訪れたい場所です。
ぜひ次の旅行でカカドゥ国立公園も選択肢に入れてください。せっかくのシンガポール生活、いろんな場所に行って楽しみましょう。
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