シンガポール生活の楽しみといえば、週末の周辺国への旅行。土日では東南アジア内が限度かもしれませんが、3連休あればオーストラリアのシドニー に行くことができます。
オーストラリアシドニーまで約8時間。少し遠く感じるかもしれませんが、3連休あれば十分です。美しい街並み、雄大な自然、オーストラリアのギラギラの太陽。それらはシンガポールのすぐそこにあります。
ということで、今回は3連休でシンガポールから訪れるシドニーについてご紹介します。
3連休で楽しむシドニーの旅程
3連休でシドニーを楽しむコツは行き帰りのどちらかを夜行便を使うこと。そうすれば寝ている間に移動でき、時間を有効に使えます。
そして、できるだけ飛行機代を抑えたいですよね。幸いにも、シドニーへはシンガポールの中距離LCCのスクートが就航しています。
スクートの運行スケジュールは行きがシンガポール深夜発、シドニー 午前着。帰りがシドニー 昼発、シンガポール夜着です。往復ともこのスクート便を使うとすると以下の旅程になります。
1日目:シドニー 午前到着。ホテルに荷物を置いて、午後からシドニー市内観光。
2日目:郊外のブルーマウンテン観光
3日目:朝食を食べて、空港へ。帰国の途に。
詳しく見ていきましょう!
1日目:シドニー 市内観光
実質半日ですが、半日あればシドニー の見どころ一通り周れちゃいます。代表的な場所と、楽しみ方をご紹介します。
オペラハウス
オペラハウスはシドニーの象徴的な建築物として有名ですね。世界文化遺産に指定されています。
この芸術的な建造物を外から見るだけでも満足ですが、内部のガイドツアーに参加するのがおすすめ。英語が苦手な方は日本語ガイドツアーもあります。
ミセスマックォーリーズポイント
ミセスマックォーリーズポイントはロイヤル ボタニックガーデン&ドメイン内にある有名な写真撮影スポットです。ここから、オペラハウスとハーバーブリッジを1枚の写真に収めることができます。
写真撮影もいいですが、周辺は広大な公園となっています。天気がいい日は芝生の上でゆっくり過ごすのもありです。
シドニー ハーバーブリッジ
シドニー ハーバーブリッジもシドニー を代表する景観の一つですね。1932年完成の歴史ある橋です。
橋自体とても美しいので外から眺めるのもいいですが、実際に歩くことをおすすめします。橋の上からはシドニーハーバーとオペラハウスの美しい景色が広がっています。
シドニー夜景
シドニーの夜は昼とは違ってとても幻想的です。ハーバーエリアを歩くと、ライトアップされたオペラハウスやハーバーブリッジがとてもきれいです。
夜も街歩きすることをおすすめします。
ディナー
ディナーはパンケーキ オン ザ ロックス(Pancakes on the Rocks)がおすすめ。有名なパンケーキ屋さんでパンケーキはもちろん絶品ですが、他のメニューもとてもおいしいです。
ステーキ、ピザ、フィッシュアンドチップスなどいろいろと揃っていますが、その中でもおすすめはオージービーフを使ったリブアイステーキ。AUD 32.95 (約3,000円)です。
美味しくて量は多いのに価格は良心的で、コスパ最高のお店です。
場所はロックスやダーリングハーバーなどシドニー 市内数カ所にあります。
2日目:世界遺産ブルーマウンテンズ
2日目は1日観光に使えるので遠出しちゃいましょう。
シドニー 郊外にはいろいろと見どころがありますが、世界自然遺産に指定されているブルーマウンテンズはいかがでしょうか。
ブルーマウンテンズ
シドニー から内陸に70kmほど進むと、ブルーマウンテンズという世界自然遺産があります。ユーカリの木が地平線に無限に広がり、うっすら感じられる青色はなんとも神秘的です。
展望スポットから壮大な景色を楽しむだけでなく、様々なアクティビティを楽しむことができます。さらにツアーに参加せずとも自力で、日帰りで行けるのがいいですね。
ブルーマウンテンズの行き方
シドニーセントラルなど、シドニー 市内の主要駅から電車で行くことが出来ます。BMTライン(Blue Mountains Line)のカートゥンバ(Katoomba)行き、またはリスゴー(Lithgow)行きに乗って、カートゥンバを目指します。
カートゥンバは快速停車駅なので、快速(Express)に乗っても大丈夫です。1時間に1本以上あるので、自由に旅程を組めます。乗車時間は約2時間です。
カートゥンバ駅に着いたら、トローリーバスかエクスプローラーバスのチケットを買ってブルーマウンテンズを目指しましょう。
トローリーバスとエクスプローラーバスはどちらもブルーマウンテンズの主要スポットを周遊しており、乗り降り自由です。違いは、トローリーバスの方が値段は安いですが、1時間に1本の運行。エクスプローラーバスは値段が少し高いですが、30分に1本の運行です。
ちなみに、トローリーバスは観光用のトローリーバスに追加して、公共バスも同じチケットで乗ることができます。カートゥンバ駅から、ブルーマウンテンズまでは公共バスも走っているので、そちらに乗ることもできます。
カートゥンバ駅からブルーマウンテンズの展望スポット、エコーポイントまでは約10分で到着です。
ブルーマウンテンズ、午前中の楽しみ方
ブルーマウンテンズ内には、ブッシュウォークと呼ばれるブルーマウンテンズ内を歩くことのできるトレイルがたくさんあります。
途中には滝や川があり、なかなか面白い景色を楽しめます。なにより自然の中を歩くのが、とても気持ちいいですね。
初級者向けの短いトレイルから、上級者向けの長いトレイルまであるので、ご自身の体力に合わせて選ぶことができます。
ブルーマウンテンズ、午後の楽しみ方
ブッシュウォークでトレイル歩きを楽しんだら、トローリーバスやエクスプローラーバスでブルーマウンテンズ周辺の見どころを周りましょう。
気になる場所で降りて次のバスを待ってもいいですし、バスの車窓から違う角度のブルーマウンテンズを見るのもおもしろいですね。
満足するまで楽しんだらシドニー へ戻りましょう。
ダーリングハーバー
2日目の夜のディナーはおしゃれなダーリングハーバーエリアのレストランへ。
ダーリングハーバーは1988年に大規模再開発された、シドニーの現在を象徴するエリアです。コックスベイを取り囲むように、レストランやショッピングセンター、展示場が並んでいます。
夜景も綺麗で、とてもおしゃれな場所です。
3日目:シドニー フィッシュマーケットでシーフード三昧
3日目、最終日はあまり時間がありません。なので早起きして朝早くからやってる場所に行きましょう。
シドニー フィッシュマーケット
シドニー フィッシュマーケットは朝7時から開いており、牡蠣やロブスター、蟹などシドニー 近海で取れた海産物を買って、その場で楽しむことが出来ます。
中でもおすすめは牡蠣。このシドニーロックオイスターは小ぶりですが、味が濃縮されていてとてもおいしです。ここではレストランで食べるよりもはるかに安く食べられます。この後、飛行機に乗るので食べ過ぎには要注意。
空港へ
シドニー フィッシュマーケットでシーフードを楽しんだら、空港へ向かいましょう。シドニー空港は市内から電車で15分程とかなり近いので、飛行機の時間ギリギリまで観光できます。とてもいいですね。
最後に:シンガポールから3連休だけで行くシドニー
シンガポールからシドニーってかなり遠く思われますが、3連休あれば市内観光だけではなく、郊外の見どころまで足を伸ばすことができます。
そして、LCCを使えば格安にシドニーを訪れることができます。
3連休の際、ぜひシドニーも選択肢に入れてください。せっかくのシンガポール生活、いろんな場所に行って楽しみましょう。
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