アメリカ1年制MBA授業スケジュールを公開! 〜アメリカのんびりMBA留学

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アメリカMBAクラス

アメリカの1年制MBAプログラム、別名「Accelerated (加速された) MBA 」は基本的に2年で学習する内容を1年で行います。

ものすごく忙しいことが予想されますが実際はどうでしょうか。今回は僕の授業スケジュールについて書きたいと思います。

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アメリカ1年制MBA 夏学期スケジュール

私のMBAプログラムは夏学期からスタートです。6月中旬から7月末までの短い期間でしたが、とても忙しかったのを覚えています。

もちろんこの1ヶ月半の間に中間テスト、期末テストがあります。授業スケジュールはこんな感じです。

夏スケジュール

朝から夕方まで学校にいました。火曜午前は空いているように見えますが、実際には単発のワークショップが入ったりと、この時間は空き時間ではありませんでした。スケジュールに載っていない予定として、ランチタイムにゲストスピーカー来てスピーチを聞くイベントが週2回程度ありました。

さらに隙間時間はグループワークを行っていたので、朝9時から夕方までずっと予定が詰まっていたことになります。もちろん宿題やリーディングの課題は通常通りです。

正直とてもつらい1ヶ月半でした。

学期が始まったと思ったらすぐに中間テストが始まり、中間テストが終わったと思ったら期末テストが始まり、休む暇がほとんどありませんでした。テスト直前は2、3時間しか睡眠時間が取れず、そのせいでテストでポカミスをしてしまうことも。

各授業、基本的に2時間半です。途中に10分程度トイレ休憩がありますが正直、授業長すぎです。人間の集中力はこんな時間もちません。僕は授業後半ぼーっとしてしまうことも。

周りも同様です。最初は真面目に受けてた人たちも学期が進むにつれ、離席したり携帯を見たりする人が増えてきました。

アメリカ1年制MBA 秋学期スケジュール

秋学期は8月末から12月末までの4ヶ月間です。秋学期は一転してスケジュールに余裕があります。秋学期の授業スケジュールはこんな感じです。

秋スケジュール

午前中にほとんど授業なく金曜以外は午後から授業。プロフェッショナルMBA(夜間コース)の人と授業を共有する関係から夕方の授業もあります。

特徴として週2回授業のある科目は学期内の途中で終了し、10月末から新たな科目が始まります。引き続きランチタイムはゲストスピーカーが来てスピーチを聞くイベントが週2回程度あります。

企業プロジェクトはインターンのように実際に企業のプロジェクトにグループで参加します。僕は大手家電メーカーにアサインされました。たまに金曜午前に授業がありますが、基本的にグループワーク。金曜午前を含めた、空いた時間にプロジェクトを進めます。

また定期的に企業とのやり取りを行います。僕の担当企業は大学から1時間半離れた都市にあるので、基本的に電話会議で済ませています。

夏学期と比べると自由時間が増えました。睡眠時間も確保できていますし趣味や読書の時間も確保できています。将来のために使う時間も増えました。

加えて留学生活に慣れてきたので手を抜ける場所がわかってきました。

さらに成績への考え方を変えたのも大きいと思います。夏学期は全ての科目でAを取らなければならないと思っていましたが今は基本Bでよくて、たまにAを取ろうと思えるようになりました。

新卒でアメリカ就職を考えているのであればGPAは大きなファクターですが、私は職務経験ありますしアメリカでの就職を考えていないため成績はそこまで重要ではありません。そのため他のことに時間を使った方が有益との判断しました。

アメリカ1年制MBA 春学期スケジュール

春学期は1月下旬から5月初旬までです。春学期も秋学期同様にスケジュールに余裕があります。春学期の授業スケジュールはこんな感じです。

春スケジュール

秋学期同様、午前中にほとんど授業なく金曜以外は午後から授業。プロフェッショナルMBA(夜間コース)の人と授業を共有する関係から夕方の授業もあります。火、木の企業組織論の授業は3月中旬で終了し、学期後半は授業がないため火、木も休みでした。

企業プロジェクトは引き続き、秋学期と同じ企業のプロジェクトにグループで参加します。今回はデータマイニングのプロジェクト。慣れないことを手探りで進めたため、かなり手こずりました。

秋学期と比較してさらにスケジュールに余裕があるように見えますが、春学期の方が忙しかったです。理由は水曜夜のデータマネジメントのクラス。新人教授で授業レベルが異常に高く、宿題量が異常に多く、かなりの時間をこの授業のために割きました。

それでも引き続き、睡眠時間をしっかり確保し、趣味や読書にも時間を使いました。忙しかったですが、うまくタイムマネジメントできていたと思います。

まとめ

1年制MBAプログラムは授業ペースが早く忙しいのは事実です。学期によっては必死でやらなければならないかもしれません。

それでも時間はありますし授業への向き合い方を変えればさらに余裕はうまれます。僕はMBA留学中のこの時間を使って今までやってみたかったけど仕事が忙しくてできなかったことをやっています。

ただ僕は中堅州立大学のMBAプログラムなのでこのように余裕を持てているかもしれません。有名校の1年制プログラムならもっと忙しいかもしれません。その辺はご了承を。

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