勉強だけじゃない!アメリカMBA留学で得られたこと

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アメリカMBA留学

アメリカ1年制MBA留学を終えて帰国し数ヶ月が経ちました。振り返ると、1年という短い期間でしたが、とても楽しく充実した時間を過ごせ、改めてアメリカMBA留学して良かったと感じています。

授業で学んだこともたくさんありましたが、それ以外でもアメリカMBA留学で得られたことがたくさんありました。

今回はアメリカ1年制MBA留学をして得られたことをいくつか絞って、書いていきたいと思います。

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人生の中で、最高に楽しい瞬間を過ごせた!

アメリカMBA留学で過ごした1年は自分の人生の中でも、最高に楽しい瞬間でした。

僕は知的好奇心が満たされたり、複雑な問題の解決策を考えることに幸せを感じる人です。留学中は興味あることをたくさん学んで、たくさん考えることができました。

しかも仕事と違ってプレッシャーはあまりありません。複雑な問題に立ち向かう際はアーティストになったように、自分の創造性を最大限活用して、自由な発想で物事を考えることができました。

もちろん辛くて逃げ出したい時もありました。卒業できるか不安になったり、緊張して食事がおいしくなかったり、怒りで眠れなくなったりした時もありました。

それでも、仲間と共に同じ目標に向かって努力し、時には助け合い、時には競い合って目の前の壁を乗り越えた時は、本当に幸せな気持ちになりました。

僕は人生は楽しむことが一番大切なことだと思っています。そして、MBAでは最高に楽しい瞬間を過ごせました。

それだけで、アメリカMBAに来た価値はあると思っています。

仲間との個人的な友情が作れた!

MBAの目的の一つにネットワーキング、人脈作りと言われています。確かに、MBA留学しなければ築けないネットワークができたと思います。ただ、僕にとってはそれはどうでもいいことでした。

それよりも、一緒に日々過ごした仲間と築いた個人的な友情の方が僕にとっては価値があると思っています。

テスト前にスタディーセッションを開いて一緒に夜遅くまで勉強したり、宿題を助け合いながらこなしたり、授業中に暇になるとショートメッセージで冗談を言い合ったり、愚痴を言い合ったり。思い返すとたくさんの仲間との思い出があります。

一度社会人になると、利害関係なく共に目標に向かって高め合う仲間と出会える機会はほとんどありません。MBAではそういった仲間と出会えました。

それだけでなく、現地で出会った日本人の方とも素晴らしい友情を築けました。受けてる授業は違いますが、アメリカの田舎の大学で自分以外にも日本人がいて、苦労しながらも目標に向かって努力している姿を見ると、共に戦っているようでとても心強かったです。

精神的に本当に助けていただきました。それ以外にもいろいろと親切していただけたので、近い将来恩返しするのが楽しみです。

この様に、MBAで築いた仲間との個人的な友情は一生の宝物です。

ずっとやりたかったことをやる時間が得られた!

坂の上の雲

留学中は忙しいといっても、仕事をしている時より時間に余裕を持てていました。そのため、今までやりたくてもいろいろ理由をつけてやれなかったことをやれたと思います。

このブログ作成もその一つです。ブログ作りを通して、文章を書くトレーニングができ、ワードプレスの使い方、SEOに関して学べたと思っています。

他にも、僕の大好きな小説である「坂の上の雲」の英語訳を1年かけて読了しました。日本語では何度も読んでいますが、アメリカ人訳者を通して英語圏の人向けに書かれているため、同じストーリーなのに違った視点で小説を楽しむことができました。

さらに、人生について深く考えることもできました。自分にとって大切なこと、どうでもいいことを再確認し、人生の優先順位を再考できたと思います。

日本で忙しい日常の中にいたら、惰性で人生を歩んでしまい、ここまで深く考える時間も心の余裕もなかったと思います。

ここで一度立ち止まって考えることによって、人生を希望に満ちたものにし、理想の生活を手に入れるべく邁進しようという強いマインドを獲得できたと思います。

アメリカ人の時間の使い方を学べた!

アメリカ人は本当に時間の使い方がうまいです。最小の努力、最小の投下時間で最高のリターンを得ようとします。決めることはすぐに決めますし、70%くらい確証が持てたらYesと言います。

アメリカ人は撤収も早いです。

テストでは彼らは終わったらすぐに退室します。わからない問題があっても、ある程度の出来が確保できたら退出していきます。反対に僕は時間が余ったら何度も見直したり、わからない問題は粘って答えを絞り出そうとします。

授業では彼らは5分前になると帰る準備を始めて、時間になるとすぐに帰ります。僕は授業が終わってから帰る準備をするので、一番最後に退室していました。

一緒にいてもだらだらと過ごすことはありません。

僕も人生やりたいことはたくさんありますし、できれば全てやりたいです。ワークライフバランスを保つことの重要性も改めて認識できました。

今ではアメリカ人の時間の使い方を参考に、毎日過ごすようになりました。

起業家マインドを養えた!

MBA留学中は様々な人に出会うことができます。その中でも、多くの起業家に出会えたことは大きかったです。

起業家と言っても典型的に若くてギラギラした人を想像すると思います。しかしながら、おっとりしたお年を召した方もたくさんいました。プレゼンだってあまりうまくない人もいました。

その人たちが自分のアイデアを世に出すために、考え抜き、実際にリスクを背負って行動を起こしてる姿を見ると、起業は全ての人にチャンスがあると感じることができました。

クラスメイトにも起業家マインドを持った人が多かったです。それぞれの起業アイデアを話し合うなど、とても刺激的でした。

起業家マインドを持つと、日常の見る目が変わります。世の中の問題点に気付き、こうしたら面白いかなって自由に発想できますし、実際に行動に移すハードルも低くなります。

留学中も実際に行動に移したことありました。企業に営業をかけたり、街の商工会議所のようなところにプレゼンしに行ったりしました。もちろん実りませんでしたが、行動できただけでも自分にとってはプラスです。

日本は起業するにはまだまだ規制が厳しすぎますが、少しずつ変わっていくと思います。人生を豊かにするためにも、いろいろ挑戦していこうと考えています。

最後に:アメリカMBA留学で得られたこと

アメリカMBA留学を決断したことは、人生で最高の決断の一つでした。そのおかげで、素晴らしい時間を過ごすことができました。

僕がアメリカMBA留学すると決断できたのも、1年制MBAプログラムを見つけて離職期間を短くできたこと、中堅州立大学のMBAプログラムを見つけて、授業料を抑えられたことが大きいと思います。

MBA留学を迷っている方、憧れているけど自分には無理だと思っている方に、このようなMBA留学の形があることを知ってもらって、一人でも多くの人に素晴らしい体験をしてもらいたいと心から願っています。

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