ここにも気を付けろ!アメリカMBA留学先大学選びの注意点

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アメリカ州立大学MBA留学

僕はアメリカMBA留学先大学選びにおいて、「授業料の安い中堅大学の1年制MBAプログラム」という軸を元に留学先大学を探しました。ある程度この軸は良かったと思います。

ですが留学中に「ここも気をつけておけば良かった」というポイントが何点か出てきました。

今回はMBA留学先大学選びにおいて、考慮した方がいいかもしれないポイントを書いていきます。

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アメリカMBA留学先大学選びの注意点1:英語が訛っている地域は避けた方がいい

英語が訛っている地域は避けた方がいいです。これはすごく切実です。本当に何言ってるかわかりません。

僕はアメリカのニュース番組をほとんど問題なく理解できるのに、この地域の人の英語は理解に苦労します。クラスメートとの会話や授業中のディスカッションが理解できないんです。留学生活終盤で少しは慣れましたが、どんなに集中してもわからない時が多いです。

その時は、僕の問題ではないと割り切って諦めています。

もちろん全員が訛ってるわけではありません。人により度合いは異なります。

ですが、仲良くなるにはある程度、英語が理解できなければなりません。結局、僕と交友のあるクラスメートはみんな訛りがない人か少ない人ばかりです。この英語の訛りで交友関係の幅も小さくなりました。

更にひどいことに、とても訛った英語を話す教授がいました。もうわけわからないです。

僕の大学がある地域よりも更に訛りの強い地域出身のおじいちゃんなので、それはもう津軽弁を聞いている気分です。

面白いことに、クラスメートの多くも理解に苦しんでいました。

そんな人の英語が外国人の僕が理解できるわけもなく、授業で言ってることの20%もわかりませんでした。幸運にも、その授業は統計だったので数字をとにかく理解するようにして、自分でなんとか乗り切りました。

特定の地域は言いませんが、訛りの強い地域は避けた方が留学生活の充実につながるかもしれません。

アメリカMBA留学先大学選びの注意点2:外国人が少ない場所は避けた方がいい

外国人移民など、外国人居住者が少ない地域は避けた方がいいかもしれません。これも英語が理由です。自分の話す英語が通じません。

外国人居住者が少ない地域の人は、外国人が話す英語に慣れていません。なので僕の下手で、発音も少しおかしくて、文法ミスもある英語では会話が進みません。

特に発音です。「ǝ」「ʌ」「æ」「ɑ」をしっかり区別しないとわかってくれません。僕も努力していますが、限界もあります。そして、少しずつ自信をなくしていきます。

反対に、大都市などの外国人居住者の多い地域の人は、外国人が話す英語に慣れているので会話がスムーズに進むでしょう。

僕も休み期間中、ロサンゼルスやニューヨークなどのに大都市に行った際は、僕の英語でもびっくりするくらい理解をしてもらえました。

そしてこの街で失った自信を取り戻せました。

アメリカMBA留学先大学選びの注意点3:平均年齢が若いMBAプログラムは避けた方がいい

平均年齢が若いMBAプログラムは避けた方がいいです。そういったプログラムは大学卒業後すぐにMBAに入る人がほとんどです。そして実務経験が乏しいので、ディスカッションが理想論に終始してしまいます。

MBAの最大の利点は、様々なバックグランドを持った人が、それぞれの経験や苦労したことを持ち寄り、ディスカッションを通して理解を深めたり、問題解決を図ることです。

社会人経験がなければ、実体験を元にした意見ではなく、自分の想像や理想を元にディスカッションが進んでいきます。それはただの机上の空論です。

僕のプログラムにも大学卒業後すぐにMBAに来てる人が半数ほどいます。みんな勉強に慣れており、頭はとてもいいです。たくさん助けてもらっています。そして、若いので新しい視点で物事を見ています。

このように彼らから学ぶことはたくさんあります。でも、MBAなのでもっと実体験を元にしたディスカッションをしたいと思っています。

番外編:アメリカMBAの新設授業や新人教授の授業は避けた方がいい

番外編ですが、新設授業や新人教授の授業は出来るだけ避けた方がいいと思います。

理由は授業の質が低いからです、授業は毎年、生徒からのフィードバックなどを元に少しずつ改善していきます。ところが、新設授業はそのプロセスを経ていないので、あまり洗礼されているとは言いづらいです。

具体的にVenture Creationというクラスを取った際、新設授業のため、授業の方向性が定まっておらず、当初のシラバスとは全く違った形で授業を終えました。

教科書を元に授業を進める予定が、教科書関係なくグループワークメインになり。成績の付け方も、途中でたくさん変わり。もちろんこのクラスは多くの生徒から不満がたくさん噴出していました。

新人教授の授業を今受けているのですが、他の授業と比較して明らかに授業ペースや宿題量、採点の厳しさが違います。更に、データマネジメントというクラスなのですが授業内容がMBA学生向けではなく、データ分析の専門家向けになっています。

我々はデータサイエンス専攻ではなくMBAです。なのでデータをどのようにビジネスや戦略に活かすかをメインでやるべきだと思います。

このように、新設授業と新人教授の授業はできるだけ避けたほうがいいでしょう。

最後に:アメリカMBA留学先大学選びの注意点

このように書きましたが、どの大学に留学しても完璧なプログラムなどありません。

不満点を言い訳に努力を怠るのではなく、自分が選んだ環境の中で精一杯努力することが重要だと思っています。

僕は自分の決断には悔いはありません。ですが皆様の参考になれば幸いです。

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