アメリカMBA留学中は、主に学生間のコミュニケーションツールとしてSNSをたくさん活用します。
「日本で使っていなかった」とか「SNSは苦手」という理由でSNSを避けると、せっかくの仲間との交流機会を失ってしまいます。
そこで今回はアメリカMBA学生のSNS活用術について書いていきます。
ショートメッセージ(SMS)
アメリカの携帯は電話かけ放題、ショートメッセージ(SMS)送り放題です。なのでみんな電話番号を使ってメッセージを送っています。これだとわざわざLINEなどにユーザー登録しなくても、プレインストールされてるMessagesアプリ等をそのまま使用できるので便利ですよね。
ショートメッセージでは主に個人間のやり取りや、5人以下のグループチャットで使用していました。メッセージだけでなく、GIF動画なんかも送っていましたよ。
僕はiPhoneユーザーなので、Messagesアプリを使用していました。クラスメートもだいたいiPhoneユーザーだったので、厳密にいえばSMSではなく、iMessageでのやりとりでしたが。
GroupMe
GroupMe(グループミー)はグループチャットに特化したSNSです。クラスメート60人全員が参加のグループチャットで主に使用しました。
僕らは「MBA Academic」と「MBA Social」の二つのグループチャットを作成し「MBA Academic」では授業に関連する内容を、「MBA Social」では遊びなど授業に関わらない内容と使い分けていました。
チャット以外にも投票機能やイベントの出欠が取れる機能があります。パーティーの出欠確認をしたり、パーティーで注文するピザのトッピングを何にするかアンケートを取ったりと活用していました。
Linkedin(リンクトイン)はビジネスに特化したSNSです。プロフィールに学歴、職歴、自分のスキルなどを記載できます。
クラスメートだけでなく、卒業生、ゲストスピーカーの方、教授などとプロフェッショナルなつながりを維持できます。
そしてLinkedinは仕事探しにも使えます。アメリカではLinkedinプロフィールを使って、仕事に応募するのが主要な方法の一つです。また、Linkedinプロフィールを見て、リクルーターやヘッドハンターから連絡きますし、逆にこちらからアプローチすることもできます。
さらにLinkedin上でグループワークを一緒にやった仲間に推薦状を書いたり、書いてもらったりもしました。
アメリカではプロフェッショナルなセルフブランディングには必須のSNSです。
Venmo
Venmo(ベンモ)は個人間送金ができるSNSです。割り勘したときなど後からクラスメートにお金を払わないといけない時に活用しました。使い方はすごく簡単で、ユーザー名を聞いて、Venmo上で探して、金額を入力すれば送金ができます。しかも手数料無料です。
特に事前に入金する必要はなく、自分のVenmoアカウントと銀行のアカウントを紐づけることができるので、銀行残高から送金されるイメージです。お金は即日届きます。
受け取ったお金は自分の銀行口座に振り込むこともできますし、誰かへの送金に使用することもできます。自分の口座へ振り込む際は、1〜3営業日後の振り込みであれば、振込み手数料無料です。ただし即日振込みは手数料がかかります。
日本の銀行振込み手数料は高すぎます。個人間の送金も気軽にできません。こんなサービスが日本に上陸したら便利なのになって思います。
Instagram(インスタグラム)は写真共有をメインとしたSNSです。日常の写真から、旅行に行った時の写真など皆さん幅広く投稿しています。
普段から仲の良い人とのやり取りだけでなく、昔のクラスメートとの薄いつながりを維持する目的での使用もできます。
ストーリーズと呼ばれる24時間限定で投稿が閲覧できる機能があります。日常のことはストーリーズへ、人生の主要なイベントがあった際は通常投稿するなど使い分けています。
僕は帰国後もたまに投稿して、彼らに忘れられないように心がけています。
Snapchat
Snapchat(スナップチャット)は写真共有をメインとしたSNSですが、特徴はスナップと呼ばれる機能で、投稿した写真が閲覧者が閲覧後10秒で自動消失します。
写真が後に残らないので、気軽に写真投稿をできます。そこがSnapchatの人気の理由です。
他にもインスタのストーリーズのように、24時間限定で閲覧できるストーリーと呼ばれる機能もあります。
アメリカでは若年層を中心にとても人気のアプリで、クラスメートの多くが使っていました。ですが、僕は一切使いませんでした。限られた時間の中で、Snapchatまで手を回らなかったです。
番外編:日本で人気だが、あまり使わないアプリ
LINE
LINEを使ってる人はいませんでした。アメリカでの認知度はかなり低いです。アメリカではSMSメッセージが無料なので、LINEを使う必要がないので当然ですね。
Facebookは一部使っている人はいましたが、ほとんど使われていない状態でした。時代の流れですね。10年前にアメリカ留学したときは、MyspaceやFacebookをみんな使っていたのに。
それもそのはず。在学中に読んだニュース記事によれば、アメリカのFacebookアクティブユーザーのメインは50歳以上のシニア世代とのことです。
学生間の交流を目的に作られたサービスが、時代の流れと共にシニア層がメインユーザーになるなんて、世の中わからないですね。
最後に:アメリカMBA学生のSNS活用術!
このようにMBA留学中はSNSを活用して、たくさん仲間と交流をしていました。グループチャットで渾身のジョークを言って、多くの人から「いいね」をもらったことはいい思い出です。
MBA留学でクラスメートと築いた友情関係は一生ものです。MBA留学中は授業で忙しいですが、仲間との友情を築くためにもSNSを最大限活用してクラスメートとの交流をぜひ行ってください。
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