MBA留学を決意したらまずTOEFLもしくはILETSの勉強です。
アメリカ留学ならTOEFL、イギリスならILETSと聞きますがアメリカの大学でもILETSを多く受け入れています。僕は過去に受験経験のあるTOEFL一択でした。
今回はTOEFLについて書いていきたいと思います。
TOEFL勉強前の実力
何をするにもまずは現状把握です。これがTOEFL勉強前の僕の実力。
- 大学時代にアメリカに1年間交換留学
- 2007年のTOEFLスコアは61点。(交換留学に行けるギリギリの点数でした)
- 仕事で英語を日常的に使用(8年間非英語圏の顧客担当)
- TOEIC最高得点は985点
- リーディングは問題なし(英文契約書を読んだり、作ったりしていました)
- スピーキングは苦手(練習していますが、壁にぶち当たっています)
- リスニング、ライティングは可もなく不可もなく
とりあえず今の実力把握のために何も勉強せず受けてみました。2018年2月の結果です。
合計:85点 (R: 22、L:23、S:19、W:21)
※R:リーディング、L:リスニング、S:スピーキング、W:ライティング
うーん、この点数じゃMBA留学いけない。特にスピーキングがヤバイ。得意のリーディングもそこまで点数高くない。
ということで、夏までに100点を目指して勉強することにしました。ただ日常生活に影響を与えたくなかったので、ゆるーく勉強した程度ですが。
TOEFL勉強方法
僕はMBA準備のため、日常生活をあまり犠牲にしたくありませんでした。なので最低限の努力で目標達成することに。
以下が各セクションの僕の勉強方法です。ちなみに本は購入せずYoutubeを使って勉強しました。
スピーキング
弱点はスピーキングなのでスピーキングを重点的に勉強することにしました。
使ったのはYoutube。「TOEFL Speaking」と検索すると練習問題や解説がたくさん出てきます。ひたすらそれらを視聴し、実際に発声して練習しました。
僕は家でやると誰かに聞かれる恐れがあったため夜、近くのビーチでこっそり練習していました。加えて少し嫌でしたが自分の音声を録音して聞き直したりもしました。そうすることで自分の出来ていない所がたくさん見つかります。
スピーキングを攻略するにあたり、僕が意識したのは以下です。
- 自分なりのストーリーを5個程度持って暗記しておく
- どちらかの意見を選択する設問は、常に論理展開しやすい方を選択する。 (自分の考えと違っても構わない)
- テンプレートを覚え、解答時に活用する
- 頭が真っ白になったら、なんでもいいからとにかく話す
ライティング
ライティングは英文ライティングのルールやテンプレートを覚えました。これもYoutubeで検索すればたくさん解説が出てきます。特に書く練習は行いませんでした。
リーディング&リスニング
全く勉強しませんでした。
TOEFLを受けた回数と点数の変遷
問題との相性が点数に大きく及ぼすと感じたので、出来るだけたくさん受けることにしました。
ただこの作戦はあまり効率的ではなかったかも。失敗しても次頑張ればいいやと思い、本気になりきれなかった回もありました。はっきり言って受験料の無駄でした。
さて私はだいたい1ヶ月おきに受験。合計7回受験しました。
80点代後半を彷徨ってなかなか点数が上がりませんが、8月に95点を獲得。その後は伸びませんでした。
やはりTOEFLはある程度時間を投下して腰を据えて取り組まなければなりません。僕みたいにゆるく勉強していたら点数を上げるのは難しいです。時間も迫ってきたので95点で出願することにしました。
何回か受験すると気づくのですが、テスト会場選びも重要です。隣の人との距離が近く、集中できない会場もあればパーティションが高くて集中しやすいテスト会場もあります。できれば、いいテスト会場を選びましょう。
TOEFL受験振り返って
目標の100点には届きませんでしたが、95点あれば中堅大学MBAの足切り点以上です。なので結果には満足です。
ただもう少し効率的に取り組めたと思います。明らかに適当に受験して受験料を無駄にした回もありました。それにもう少しライティングやリスニングを真剣に勉強していたら100点は取れたと思います。
僕はスピーキング練習時に、一人で携帯に向かって話していたのでかなり苦痛でした。オンライン英会話を活用すればもう少し楽しく練習できかなと思います。
最後にTOEFLは入学条件の一つです。中堅校を狙うのであれば最低点以上取れていれば十分です。なのであまりムキになって取り組む必要はないと思います。
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